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蘇州河で遊覧船が試運航!「上海旅游節」が開幕、10月6日まで

邦人NAVI 邦人NAVI 2022-10-11

▶上海旅行フェスが開幕

上海の旅行関連業界の祭典ともいえる年間イベント「上海旅遊節(上海旅行フェス)」が9月17日に開幕した。エコロジー、レジャー、アーバンライフ、文化・アート、産業サイエンス、建築、ウォーターフロント、無形文化遺産、ナイトライフ、インターネットと文化・観光の融合等、さまざまな切り口で集客PRが行われる。

旅行消費促進に向けたキャンペーンとして、多くの観光スポットで入場料が半額になる優待措置も設けられる。イベント最終日にあたる10月6日には、傑出した旅行コンテンツが「ベスト上海」として選出され、発表が行われる予定だという。

▶「蘇州河」が観光航路に

今回の旅游節でとくに話題を集めているのが蘇州河の観光航路だ。長寧区、普陀区、静安区、黄浦区、虹口区の5区を結ぶもので、17日に完成した第一段階のルートで遊覧船の試運航が行われた。普陀区の長風公園(臨時母港)にある埠頭から昌化路、四行倉の各埠頭を経由し黄浦区の外灘源埠頭までを結ぶ17キロを約2時間で航行した。10月には正式運航にこぎつける見通しだという。

▶エコロジーへの配慮も

遊覧船は全長14.8メートルで幅4メートル、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載し、最高速度は7ノット、乗船人数は最大20人となっている。埠頭には船を横付けしながら充電ができるように設備を整えていくという。

船内は天井を全面ガラス張りにし、没入感が得られる遊覧体験と快適性をコンセプトとしたつくり。客室前方には大サイズのディスプレイを設置し、遊覧中に沿岸の見どころや歴史的なエピソードを映像で流すという。

▶10月に正式運航、将来は3航路

「ウォーターフロントとの連動」は蘇州河クルーズの醍醐味だ。乗客は船上からの風景を鑑賞するだけでなく、下船して沿岸の散策を楽しむこともできる。

将来的には団体旅行向けの「西ループ航路」、個人客向けの「東ループ航路」、レジャーやイベント、ビジネス等を対象とした「オーダメイド航路」の3つのオプションが整備され、「黄浦江観光」とともに上海における水上観光の重要な役割を担っていくことが期待される。

▶沿岸の文化資源は205か所

市が行った評価によると、蘇州河沿岸にある文化・観光資源は205か所にも及ぶという。黄浦、虹口、静安、長寧、普陀の各区は現在、それぞれ異なるアプローチで自区の魅力を掲げ、存在感を示そうとしている。

中国・ドイツ・日本の合作映画「ふたりの人魚」(原題:「苏州河」、主演:周迅、賈宏声)に映し出された蘇州河は、薄汚れた空気と濁った水、くすんだ景観が印象的だった。ロマンチックというよりもむしろ底気味悪さを伴った河だと感じた人も少なくないだろう。

その後、蘇州河の水質は浄化され、親水施設の建設も進められ、周辺環境は大きく変わった。上記映画作品が公開されたのは20世紀最後の年である2000年。当時の蘇州河の面影を知る人は、今回の観光航路開通というイベントにどんな思いを馳せているのだろうか。(耕雲)



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